ママさんナースメッセージ
犬塚 早紀
4階東病棟
四街道徳洲会病院に入職を決めた理由を教えて下さい
私が入職を決めた理由は、託児所が併設されていたことが一番の決め手となりました。
出産・育児で一年半現場から離れていたこともあり、最初の面接は緊張しましたが、どの職員の方もあたたかく受け入れてくれて、当院で一生懸命働こうと思い、入職を決めました。
仕事のどんな所にやりがいを感じますか?
患者さんはもちろんですが、スタッフからも「ありがとう」と言われると嬉しく思います。
また、自分だけでなく、他のスタッフと協力して、患者さんとアセスメントしたり、ケアをしたり、学んでいくことにやりがいを感じます。
落ちこんだ時に立ち直れたきっかけは?
自分よりも上のスタッフの昔のことを聞いたり、勝手に「〇〇さんにも新人の時代があって、今こんなにも素敵なナースになっているんだ、自分にも出来る・・・」と考えています。
先輩に相談をしたり、日々の自分を振り返ってみたり、学生の頃の実習の苦い思い出と比較したりすることもあります。
看護師として「こうなりたい」というビジョンを教えてください
「分からないことは分からないとはっきり言う。」患者さんの命を預かっているので、半端なことをしてはいけなと思っています。「犬塚さんのようになりたい」と言われるように、人間味のあるナースになりたいです。
将来の夢を教えてください
仕事と家庭を両立させることに必死で、特に自分自身要領も良くないので夢と言われても難しいですが、自分の子供たちに「母は看護師をしている」と胸を張って伝え、知ってもらい、母であり看護師でもある自分を認めてもらうことが、今後仕事をしていく上でのモチベーションであり、夢です。
仕事と育児の両立について、そのエピソードを教えて下さい
子供が保育室に通うことになり、風邪をひくことが増え、早退や欠勤が増えた時期がありました。電話で「休みます」と伝えることが本当に心苦しくて、連日欠勤する場合もあり、仕事と育児を両立させることがこんなにも大変だと実感しました。でも休み明けで職場に来ると「お子さん大丈夫?」「最初は仕方ないよ」と気に掛けてくれて、とても嬉しかったのを覚えています。そして、子供も自分も元気が出来るときに、一生懸命働き、ダメなときは他のスタッフに頼って休んで育児(看病)をしようと決めました。いつも否定せずに見守ってくれている先輩ママさんナースの存在も大きく、ロールモデルにしています。
当院の「さくらんぼ保育」「わくわくキッズルーム」での思い出を教えて下さい
長男が1歳半の時に利用を開始しました。
母子分離が初めてで、お互い不安もある中、その日に合った出来事を保育士さんがノートの残して下さったり、口頭でも伝えてくれて、とても安心しました。また今まで自分が子供の世話をしてきたので、他の人の手を借りることが育児ストレスを知らないうちに軽減させてくれるということを知り、より一層子供への愛情が増したことを覚えています。さらに約束の時間を過ぎて迎えに行っても、笑顔で「おかえりなさい」と声を掛けてくれることに何度も救われました。
最後に頑張っている看護学生へメッセージをお願い致します
看護の勉強や実習、他にも人生には様々な試練があり、悩むこともあると思います。そんな時には今までどれだけの人が自分を見守り、気に掛けて、助けてくれたか思い出し、感謝をしてください。
また今まで頑張ってきた現在の自分に誇りを持ち、信頼してあげて下さい。そして自分が目指す看護師像を胸に抱き、未来に向かって学生生活を楽しんでください。